




空き家は地域の住環境を悪化させ、土地の価値自体も低下させてしまします。空き家対策には、地域と行政が一体となって取り組む必要があります。最近は、地方自治体の条例で「空き家等の適正管理」が施行されています。しかし、制度はできても十分機能しているわけではありません。
私の住んでいる団地にも空き家があります。立木が生い茂り、夜は不気味な感じがします。もし、隣に倒壊しかけの空き家があればどうでしょう。やはり、行政へ連絡し対応を求めます。
しかしながら、個人の財産権にかかわる問題なのでそう簡単に解体や撤去というわけにもいきません。それに、空き家になるにはそれなりの理由が存在します。所有者が不明であったり、複数であったりして簡単に解決がつかない物件も多いと思います。しかし、このままでは住環境は悪化するばかりです。空き家になる前の未然防止策と空き家になってからの迅速な対応策の同時進行が必要です。
今回、宅地建物取引主任者の資格を取得し、不動産業に参入した理由は、この難問に対し、ITを駆使し情報を集約し、専門家(不動産業、司法書士、税理士、金融機関、建設業等)と連携を図り、問題解決につなげたいと思ったからです。トライアンドエラー(試行錯誤)で実行あるのみです。